愛犬が大型犬だと、宿やお店を探すたびに「うちの子のサイズだと、そもそも泊まれる宿が見つからないかも」と身構えてしまいますよね。実際、多くの宿は大型犬を一律に断るのではなく、体高や頭数などの条件を付けて受け入れているため、サイトの表記だけでは可否が読み取りにくいのも確かです。この特集では、ペットマップに登録された施設のうち「大型犬まで」「超大型犬まで」と受け入れを明記している宿・施設を、地域とジャンルごとに具体名で紹介します。
最初に全体像を押さえておきましょう。「大型犬まで/超大型犬まで」と明記して受け入れている施設は、宿が15軒、カフェ・飲食店が324軒、ドッグランが28施設、観光・レジャーが4施設あり、ペットショップ・サロンやその他のジャンルにも点在しています。宿の868軒を別に集計した際も、「大型犬は不可」と明記していた宿は24軒だけでした。「大型犬は泊まれない・入れない」というのは思い込みで、はっきりOKを掲げる施設はジャンルを越えて全国にあります。
関東・甲信越エリアの大型犬OKの宿
首都圏から足を延ばしやすい関東・甲信越には、大型犬を受け入れる宿がまとまって点在しています。
千葉には、小谷流の里 ドギーズアイランドと、海沿いのBeach Resort ~CHIKURA~があります。栃木の那須高原には、カーロ・リゾート 那須高原VOLPE。新潟には、施設名にドッグフィールドを冠したロッヂB&W・ドッグフィールドMAIKOがあります。
山梨は大型犬OKの宿が特に集まるエリアです。山中湖のCaro クラス・ザ・ウルフ、八ヶ岳南麓には清里レストラン&コテージ 睦(BOKU)と貸別荘 清里ハーディング倶楽部の2軒があり、八ヶ岳南麓だけで宿を比べながら選べます。長野では、避暑地として知られる軽井沢にカーロ・リゾート 軽井沢ジャルディーノがあります。
温泉地・東北・近畿の大型犬OKの宿
温泉の名が施設名に入った宿も、大型犬を受け入れています。山形の蔵王温泉エリアには蔵王温泉 ロッジ スコーレ、滋賀には比良招福温泉 ホリデーアフタヌーンがあります。滋賀はもう1軒、琵琶湖のほとりに琵琶湖ドッグリゾート HOTEL Biwa DOGがあり、温泉宿と合わせて県内で2軒から選べます。
近畿では、京都・上賀茂の大徳寺 鮨長/民泊が大型犬を受け入れています。民泊として登録された宿で、宿のかたちは一般的なホテルとは異なります。
中四国・九州の大型犬OKの宿
西日本にも、大型犬を受け入れる宿があります。香川には瀬戸内の島・小豆島のシータイガーアイランドイン小豆島。広島には、宿として登録されたivory cafeがあります。九州では、熊本・阿蘇のペットと泊まれる宿 ペンションむさしが大型犬まで対応しています。
宿全体の数は15軒と多くはありませんが、関東から九州まで散らばっているため、出かけたいエリアの近くで1軒は見つけやすいはずです。全国の宿はペットと泊まれる宿の一覧からも探せます。
宿だけじゃない 大型犬と行ける施設
大型犬と過ごせるのは宿に限りません。観光・レジャーでは、長野・白馬の白馬岩岳マウンテンリゾート、埼玉のメッツァビレッジ・ムーミンバレーパーク、栃木のラスティック キャンプ、東京のCAFÉ 33が大型犬を受け入れています。山歩きからテーマパーク、キャンプまで、出かけ先の幅は広く取れます。
犬を思いきり走らせたいなら、ドッグランは選択肢が豊富です。「大型犬まで/超大型犬まで」と明記したドッグランは全国に28施設あり、神奈川や埼玉には複数あります。なかでも長野・軽井沢のDOG DEPT GARDEN 軽井沢店は、超大型犬まで受け入れています。各地のドッグランはドッグランの一覧から探せます。
カフェ・飲食店は324店ともっとも層が厚く、その大半が大型犬まで対応しています。さらに一歩進んで、超大型犬まで受け入れる店もあります。千葉のわんこ茶屋わんちか、東京のファーマーズキッチン 南町田、和歌山のわかうら食堂、山梨の山梨ほうとう 浅間茶屋 富士吉田本店の4店は、超大型犬まで明記して受け入れています。
大型犬OKの施設を選ぶときに確かめること
「大型犬まで」と書かれていても、体重や犬種のどこで線を引くかは施設ごとに違います。同じ「大型犬」でも、ある施設では問題なく、別の施設では上限を超えることがあります。サイズに不安があるなら、犬種名ではなく体高・体重の実数を伝えて、予約前に直接確認するのが確実です。「超大型犬まで」と明記した施設は、宿以外にドッグランやカフェにもあるので、特に大きな犬を連れている場合はそこを起点に探すと候補を絞りやすいでしょう。
料金と頭数の扱いも施設ごとにばらつきます。ペットの追加料金は、無料の宿もあれば、頭数ごとに加算される宿もあります。多頭で泊まるなら、頭数分でいくらになるかを予約時に確かめておくと、当日の精算で慌てずに済みます。受け入れ頭数の上限も施設の判断によるため、3頭以上を連れて行く予定なら、これも事前に聞いておくと安心です。